会計センスを磨くためには!
昨日の続きです。
昨日は『費用収益対応の原則』について書きました。
この原則は、会計において最も重要な考え方となります。
使いこなせると、会計センス200%ですね。
えっ?わかんなかったですって?
ははぁ、さてはちゃんと読んでませんねっ!
とばし読みしたでしょ?
特に真ん中当たりの数字が出てきたところ。
確かに昨日のエントリーは長かったので、途中でイヤになった人もいるでしょう。
でも、書いてあることは難しくはないはずです。
一度きちんと時間を取ってちゃんと読んでみて下さい。
一旦理解できると、一生使えるんですからねっ!
今日はもう一つの基本的な考え方について書いてみましょう。
これも一生使える考え方です。
それは
★★ 期 間 損 益 計 算 ★★
と呼ばれるものです。
あ、また眉間にしわ寄せましたね。
いや、言いたいことはわかっています。
「なんだよ、漢字ばっかでわけわかんねぇよっ!」
そりゃそうでしょ、専門用語なんだから。
大切なのは専門用語を覚えることではなくて、その意味を理解することなんです。
だから昨日の「費用収益対応の原則」もそうですが、こんな専門用語そのものを覚える必要は全くないんですよっ!
勘違いしないで下さいね。
ウエスタン会計は実践会計です。
無駄なことは一切排除します。
専門用語を覚えるなんて、究極の無駄でしかありません。
だ・か・らっ!
その意味を理解して下さいねっ。
期間損益計算とは、簡単に言うと『決算は1年ごとにやりましょう』という約束事だと思って下さい。
『えっ?そんなの当たり前じゃん?』って思いましたか?
そう、当たり前なんです。
当たり前なんですが、会計的には非常に重要な部分なんですよ。
どうして『決算は1年ごと』となったのかの理由はここでは省略します。
これはそれほど重要じゃありませんからね。
期間損益計算の重要ポイントは
その収益・費用は今年に計上するのか、来年に計上するのか
だと思って下さい。
一つ例を挙げてみましょう。
例えば、01年12月28日に商品代金100万円を受け取ったとします。
しかし年末休暇に入る都合上、実際の商品出荷が02年1月4日となったとしましょう。
この場合、商品代金100万円は01年の売上になるのか、02年の売上になるのか?
どっちだと思います?
答えは、02年の売上となるんです。
これにはちゃんとした理由もあるんですが、それはまた別の機会にしましょう。
ここで理解して欲しいことは、
02年の売上にしなければならない!
ということなんです。
『たった1週間くらいのことだし、代金はもらってるんだから別に01年でもいいじゃん!』
と思うでしょ?
あ、今『うんうん』ってうなずきましたね。
ブッブ~ッ!
ダメなんですっ。
これやったら税務署にダメ出しされますよ。
また一つ、こそっと教えちゃいますね。
実は、これも税務調査でしっかりチェックするところなんですっ!
ほとんどこれだけで1日かけることもあるんですよ。
また、昨日の『費用収益対応の原則』同様、税理士がわからないことが出てきたときに戻る基本原則なんです。
今日の期間損益計算も一旦理解すると一生使えるものです。
これ知ってる社長には、税理士も一目置きますよ。
言葉だけじゃダメですけどね(笑)。
ウエスタン会計をきちんと学べば、無駄なことをせずに会計センスが身につきます。
ビリーみたいなもんですね(笑)。
辛いのは初めだけ、後はだんだん楽になります。
みんなでビクトリー目指そうっ!
みんなよくがんばった。
努力は必ず結果になる、諦めるな!
お前なら出来る!!(笑)
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2007年7月20日