思考を超えた節税で企業の可処分所得の最大化を目指す:安藤税務会計事務所

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会計は誰のためにあるのか?

昨日まで2週間にわたってウエスタン会計の話をしてきましたが、ここで基本に立ち返ってみようと思います。

昨日のエントリーにコメントがつきました。

 

なるほど。ひとによって見解が変わりますよね。でも安藤さん。

そんなに自由に勘定科目を割り振っても税務署は認めてくれるものなんですか?

中には「ちょっとそれにはムリがあるんじゃない」っていうよな常識外れたことやる

ひとって必ずいるものだし。今までの経験からいかがですか?

 

いつもコメントをつけて下さる、【水まき屋のあさの♪】さんからのものです。

【水まき屋のあさの♪】さん、いつもありがとうございます!

 

それではここで質問です。

 

 

 

会計って誰のためのものですか?

 

 

 

いかがですか?

ここは、ひっじょ~に重要なところです。

恐らく多くの方が、『税務署のため』だと考えたのではありませんか?

『税金を計算するために仕方なくやってるけど、それがなかったらこんな面倒なことしないよ!』って言う方が非常に多いんですね。

 

あ、そこのあなた、今そう思いましたね。

思ったでしょ?

またこんな方もいるんじゃありませんか?

『銀行から融資を受けるのに必要だから仕方ないよね。』

いかがですか?

 

今うんうんってうなずいたでしょ?

でしょ?

 

この二つが最も多い回答だと思います。

えっ?じゃ、ちがうの?

 

 

 

はい、ちがいますっ!

 

 

 

違うんですよ。

間違えないで下さいね。

会計は

 

 

 

あなたのためにあるんです!

 

 

 

もう少しわかりやすく言うと、

 

 

 

企業のためにあるんです!

 

 

 

そうなんですよ。

税務署のためでも銀行のためでもありません!

企業が自社の経営の判断材料とするためにあるんです。

どうして他人のためにそんな面倒なことする必要があるんですか?

考えたらおかしいでしょ?

 

それではここで、税務署は会計をどのように捉えているかを公開しましょう。

税務行政上は、ぶっちゃけ会計なんかどうでもいいんです。

勘定科目なんて何だっていいんです。

企業会計原則や中小会社会計基準なんて必要ないんです。

 

 

 

計算した税額さえ正しければ!

 

 

 

本当ですよ。

そりゃあもちろん、企業会計原則にある程度従って作ったものの方が理解しやすいことは確かです。

だからといって、税務署はそれを強制はしていません。

税法って実は非常に合理的なんです。

電話代が消耗品費に入っていようが、減価償却費が雑費に入っていようが、基本的にどうでもいいんです。

もちろん税務調査で科目の違いは指摘されるかも知れませんけど、それだけのことです。

「勘定科目間違ってますね。」この一言で終わりです。

 

そんなもんなんですよ。

会計はあなたのためにあるんです!

そう考えたら、もうちょっとしっかりやろうかなって思いませんか?

変なこだわりや間違った常識に振り回されずに、あなたのために会計を使って下さい。

あなたのための会計、それがウエスタン会計の真髄です。

 

 

 

どんどん落ちていきます(泣笑)。

そろそろこのネタ、飽きてきました?

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2007年7月10日