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売掛台帳の次に大切な帳簿とは?
昨日は、売掛台帳が全ての帳簿の中で最も大切だという話をしました。
それじゃ、その次に大切な帳簿ってなんだと思いますか?
こんどこそ
総 勘 定 元 帳
って思いますか?
えっ、思わないですって?
それじゃなんだと思います?
じつは
現 金 出 納 帳
なんです。
意外だと思ったでしょ?
思いましたよね?(笑)
普通意外だと思うでしょう。
それじゃ、どうして意外だと感じたのかを考えてみましょう。
その理由、わかりますか?
そうです!
誰もそんなこと言ってないから
なんですね。
ということは・・・
そうです、これもウエスタン会計なんです。
それでは、なぜ現金出納帳が大切なのかわかりますか?
わかりませんか?
理由は非常に単純なんです。
いいですか、現金出納帳は復旧できないんです!
タイムマシンでも無い限り現金出納帳ってのは復旧できないんですよ。
「復旧ってどういう意味だ?」ですって?
万が一無くしたりした場合に元に戻せないって事ですよね。
さらにここから、非常に重要な事実が浮かび上がるのです。
それは
現金出納帳は過去には戻れない!
という事実です。
もっとわかりやすく説明しましょう。
ご存じの通り、現金出納帳には次の項目を記入しなければなりません。
●日付
●相手先
●支出の内容
●入金、出金の金額
●残高
これはいいですよね。
ここで1月から6月迄現金出納帳を記入していなかったとします。
7月になってから遡って1月10日の現金残高ってわかりますか?
わかるはずありませんよね!
そもそも現金出納帳って何を記帳するものか、わかっていますか?
現金出納帳とは【日々の現金の動きを記録するもの】なんです。
ということは現金出納帳の残高とは【その日現在の現金有高】を意味しますよね。
こんなの過去に遡ってわかるはず無いでしょ?
良く似たものに銀行帳があります。
これは過去に遡れるんですよ!
なぜだかわかりますか?
ここが現金出納帳とその他の帳簿との大きく違う部分なんです。
銀行帳とは【銀行口座の日々の動きを記録するもの】です。
銀行口座の日々の動きは何で把握するでしょう?
そうですね、銀行の通帳です。
銀行の通帳は無くしたらどうなりますか?
簡単に再発行してもらえますよね。
だから数年くらいだったら簡単に遡れるんです。
これが現金出納帳が重要である一つの理由です。
それでは明日はもっと重要な理由を説明しましょう!
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2007年6月30日