勘定科目の知られざる実態
会計の勉強をやってる人が、実社会に出たときにおちいる罠の二つ目が【勘定科目】です。
突然ですが、ここで問題です。
次のものを勘定科目に当てはめるとしたら、なんになるでしょう?
●新製品の開発に必要な部品
●ボールペン
●1台100万円のコンピュータ
●1台2万円の本棚
●1本18万円の万年筆
これを会計的に勘定科目に分類してみて下さい。
いかがですか?
それでは回答です。
全て消耗品費
です。
「えっ、そんなバカな!少なくとも『1台100万円のコンピュータ』は工具器具備品じゃないの?」
という方が多いんじゃないでしょうか?
はい、正解です。
「それだったら『新製品の開発に必要な部品』は試験研究費では?」
「いや、『ボールペン』なんだから事務用品費だよ!」
はい、いずれも正解です!
何が言いたいかわかりますか?
勘定科目は人それぞれの考え方で変わる
ということなんです。
もっと言えば、
人の数だけ勘定科目は存在する!
ということなんですね。
あなたがその費用を『消耗品費』だと考えればそれは『消耗品費』なんです。
ここで会計の勉強を思い出してみて下さい。
勘定科目は有限であるかのように習いませんでしたか?
租税公課を税金公課と書いて×されたこと、ありませんか?
実務界ではそのほうが間違いなんです!
世界中のどんな書物にも、勘定科目を自分で作ってはいけないなんて載っていません!
自分でわかりやすいのならば、好きな科目を作っていいんです。
ただ一つだけ約束事を守れば、ね。
その約束事とは
一度その科目を使ったならば、
その後もその科目をずっと使い続けること
です。
これさえ守れば、勘定科目なんて何でもありなんですよ。
あ、試験では通用しませんけどね(笑)。
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2007年6月26日