思考を超えた節税で企業の可処分所得の最大化を目指す:安藤税務会計事務所

トップページ > 税務 > 青色申告 【知っているだけで】簡単にできる節税対策 その2

青色申告 【知っているだけで】簡単にできる節税対策 その2

  

 

 

さて昨日の続きです。

 

節税とは【税金を節約(減少)】することですね。

 

税金を減少させるためには、次の2つ方法があります。

 

  

 ■税金が課せられる大本を減少させる方法。

 ■計算された税金から引いてもらえるものを用いる方法。

 

  

前者は、所得税の場合には所得金額(利益)を減らす方法を指します。

 

後者は、同じく所得税の場合にはローン控除などの税金を直接減額する方法を指します。

 

 

前者の特徴としては、ほとんどの場合資金の流出を伴うということがあげられます。

 

簡単に言えば、利益を減らすために経費を使うといったことが該当します。

 

  

それでは誰でもできて、なおかつお金を支払わずに毎年20万円弱もの節税策があるのですが、なんだか分かりますか?

 

それは、

 

  

 

 

 

 

青色申告特別控除

 

 

 

 

 

  

なのです。

 

青色申告特別控除とは、【複式簿記による記帳をして貸借対照表を添付】すれば誰でも利益から年間65万円の控除をしてくれるものです。

 

65万円×30%(実効税率)=19万5千円!

 

いかがですか?20万円弱も税金が減っていますよね。

 

  

ところで年間65万円ってちょっと考えてみてください。

 

これだけ経費を使おうと思えば、毎月54,000円ものお金を支払う必要があるんです。

 

毎月54,000円って結構ですよね。

 

ということは、青色申告特別控除とは【複式簿記による記帳をして貸借対照表を添付する】だけで、毎月54,000円をもらっているようなものです。

ね、すごいでしょ?

 

 

 

でもこんな声も聞こえてきそうですね。

 

  

『そんなこと言ったって、その複式簿記ってのが難しいから、やりたくてもできないんじゃないか!』

 

  

はい、その通り。

 

確かにいきなり完全に複式簿記による記帳をすることは難しいでしょう。

 

しかし、青色申告をするために必要な程度であればどうでしょう?

 

実はそれほど難しくてできないほどでもないんです。

 

それは会計ソフトを用いる方法です。

 

今の会計ソフトは非常によくできています。

 

複式簿記が分からなくても、普通に現金出納帳(小遣い帳のようなものです)を記帳するだけでソフトが自動的に複式簿記に変換してくれるんです。

 

そして自動的に貸借対照表・損益計算書を作成してくれます。

 

あなたは最低限のチェック方法を知っていればそれでOK!

 

これだけで年間65万円の控除を受けることが可能となるのです。

 

  

これってすごく手間がかかると思っている人が非常に多いんですが、やってみると思いの外手間はかからないんです。

 

領収書を整理して、各科目ごとに分けて、電卓で集計あるいはEXCELで集計する方が多いと思いますが、ほとんど同じ程度の手間しかかかりません。

 

  

会計ソフトを用いた究極の節税対策、

イチオシでお勧めです!

 

 

 

ブログランキングに参加しています。

ご協力いただければ、うれしいです! 
                     ↑
愛のワンクリック!ありがとうございますm(__)m

 

 

 

2007年1月10日