• 花簪

      春まだ浅い京北、常照皇寺の枝垂れ桜です。 硬く結んだ蕾の中に、一つ二つと早咲きの花が見られます。 輝く十三夜をバックに、まるで舞妓さんの簪のような美しさです。 「土佐の高知の播磨屋橋で,坊さん簪買うを見た・ …

  • 今まさに・・・

    山の向こうに海が広がっています。 小さな小島も見えます。 海原は夕日で真っ赤に染まり、雲に覆われた空との境がわからなくなり、 テレビゲームだったら、今まさに人類最後のような光景が広がっています。 刹那、雲が割れて一条の光 …

  • 夜明けの来ない夜はない

    海の向こうに日が沈んでいきます。 2020年大晦日の日没。 COVID-19の脅威に明け暮れた1年でした。 まるで先が見えない漆黒の深夜のような一年間でしたが、時が経てば必ず日は昇ります。 訪れた明日は昨日までとは違うも …

  • 神々の黄昏

      いつも変わらずそこにあると思われている存在、太陽。 太古から人はその圧倒的存在を畏れ敬い、神格化してきました。 その一方で天文学的に考えれば、全天では常にどこかで超新星爆発が起こっています。 超新星爆発とは …